帝国日本とプロ野球 坂本 邦夫 岩波書店キゲンニセンロッピャクネンノマンシュウリーグ サカモト クニオ 発行年月:2020年07月27日 予約締切日:2020年06月10日 ページ数:396p サイズ:単行本 ISBN:9784000614160 坂本邦夫(サカモトクニオ) 1958年、埼玉県生まれ。
明治大学商学部卒。
業界紙、情報誌、編集プロダクションを経てフリーライター。
ビジネス書を中心に幅広いジャンルで取材、執筆。
日本のプロ野球や米国大リーグに関する書籍の製作にも多数かかわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) プロローグー感謝状と名刺/第1章 「武士道」をまとった「べーすぼーる」/第2章 日本初のプロ野球チームの主力はなぜ朝鮮人選手だったのか/第3章 満州の野球人になった孫孝俊/第4章 河野安通志、苦難の再挑戦/第5章 「満州リーグ」ー紀元二六〇〇年のペルソナ/第6章 総力戦体制への悲しき擬装/第7章 その後の孫孝俊と満州野球界/エピローグー喝采なき栄光 東京オリンピックが幻に終わった1940年。
神武天皇即位から2600年とするこの年、日本統治下の満州で、日本プロ野球チームによるリーグ戦が開催された。
しかし、これを契機にプロ野球は国策と戦争に翻弄されていくー。
学生野球が盛んだった1920年に「職業野球」として始まり、蔑まれつつ、苦難の道を歩んだ日本のプロ野球の埋もれた歴史を、河野安通志(1884ー1946)と孫孝俊(1901ー63)という日韓二人の野球人の運命を軸に克明に描き出す。
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